「音読学習」と「速読即解」
「怒濤の英語力」の大きな特長は、初級と中級の生徒に、声に出して英文を読む「音読学習」を勧め上級には「速読即解」学習を勧めることです。
近年、大脳生理学の分野で音読が注目を集めていますが、本来、音読の本領は語学学習、特に英語の勉強にあります。解法テクニックだけを教える風潮をよしとせず、みすず学苑は、語学学習の本道である「音読」を英語指導の要としています。しかし、音読には欠点もあります。速読即解の妨げになることです。上智大やICUなどの入試では、限られた時間に、膨大な英文を読まねばなりません。
音読を高速化し、音読を離れ、長文の速読即解に進化するのです。
「音読」こそ、語学学習の王道。本物の勉強法。
英語をはじめ、あらゆる語学の基礎は「声に出して読む」ことです。古くは日本でも幼少期から漢文の素読をさせていました。
「読書百遍、意自ずから通ず」というとおり、意味がわからずとも音読しているうちに、文意が自然に理解できるようになり、その趣旨が体得されてゆくのです。この、語学学習本来の姿に戻って英語を身につける。それがみすず学苑の「音読学習」ですが、それは基礎力の学習のことです。
大脳研究からも「音読」の効果が明らかに。
頭の中だけで文章を読むことと、実際に声に出して読むことは、月とスッポン、雲泥の差があります。 「同時通訳の神様」と言われた國弘正雄先生(みすず学苑 英語科特別顧問)は、以前から「もっとも効果的な外国語学習法は音読である」とおっしゃり、「只管朗読」(ひたすら音読する)を提唱されています。
また最近では、東北大学教授の川島隆太先生が、大脳の構造を研究して科学的に音読の効果を実証されています。
「音読」効果で、入試を突破する。そして、一生使える英語力が身につく。
「でも音読が、本当に入試に役立つの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。これは英語が苦手な人や英文が頭に馴染まない人、すなわち初級や中級の人には有効です。
実際の例で言えば、前期に英語のクラスが最下位だった生徒が、必死でテキストの音読に取り組んだ結果、見事に青山学院大学(文学部)に合格。また、音読するうちに英語に目覚め、立教大から東京外語大に志望を変更して奇跡の合格を果たした生徒など、音読効果を実証する例は数え切れません。
また、受験を突破するだけではなく、音読はスピーキング力・リスニング力を確実に養成しますので、社会に出てからも役に立つ英語力となるのです。
みすず学苑独自の「音読学習」と「速読即解」のトレーニング。
みすず学苑では、効果的な「音読学習」を研究して、独自のトレーニング方法を開発しています。
音読するべき長文の選択やテキストの作成、課題量の設定はもとより、オリジナル音源を使った「スピーキング」と「リスニング」のインタラクティブ授業など、さまざまなノウハウとシステムがあります。
ここから始まり、英語や英文が身体に馴染むと、音読を高速化し、音読を離れ、速読即解の英語長文力をつけるのです。これが怒涛の英語力になるのです