
みすずは、少人数指導がいいのですが、全てのテストやシステムも、大変効果があったと思います。
勝因の第一は、何と言ってもカレッジタイムです。担任の先生と、生徒が親しく接し、実力のどこが足りないかを、的確に指導してくれるのです。例えば、どのくらいのペースで、どの教科に重点をおき、どの参考書を仕上げればいいか。全てが具体的なのです。さらにいいのは、本当にちゃんとやってるかどうか、毎週チェックしてくれるのです。それで、褒めたり励ましたりしてくれます。これだったら、やる気が続きますよね。浪人生にとっては、強い心の支えになります。私がそうでした。秋からは、どの大学の過去問をやればいいか、いつまでに何を終えればいいかなど、一人ひとりの勉強に向き合ってくれました。白雪姫の肌のように、きめ細やかな指導が、本当にありがたかったです。試験が近づくにつれ、心細くなる浪人生にとっては、カレッジタイムこそが救いだと思います。
毎日みすずに来てましたが、授業のない時間は、夜9時まで自習室でずっと勉強してました。みすずで親しくなった友達も、必死で頑張ってたので、私も頑張れました。友達のおかげです。
学芸大は、センター試験の得点で結構決まります。そのセンター試験が、うまくいったので、カレッジの先生は「それなら大丈夫だろう」と、勇気づけてくれました。「先生が指示したことを、しっかりやった。私のやってきたことは、間違ってなかった。やり切った!」という、達成感と喜びでいっぱいです。何よりも、浪人してみすずを選んだ事が、人生最高の決断だったと思います。将来は、小学校の先生を目指します。受験で葛藤した事は、教育者としての糧になると思います。
(2020年浪人合格)