
まず、みすず学苑の授業は、一人ひとりの顔を見ながらやる、本当に生きた授業なのです。一通りやって終わりではなく、本当に理解して出来るようになり、はじめて授業が終了するのです。だから、授業時間がオーバーすることも少なくありません。そして、「必ず出来るようにする!」という、先生方の熱きライオンハートを、肌で感じる毎日だったのです。この、先生方の目に見えない熱意は、生徒には敏感に伝わるものです。この熱意に応えようと、私たちもやる気に燃えたのです。
ところで、みすず学苑は英語で有名ですが、日本史は、これに負けないほどすごいものでした。どこがすごいかと言えば、普通の予備校では、一から十まで全部覚えるように言うそうですが、みすず学苑は違うのです。覚えるべきところと、理解していれば良いところを、先生がはっきりと分けてくださるのです。高校の勉強と両立しなければならない私には、これは願ってもない、画期的なことでした。何を、どう勉強すればよいかが明確でしたから、私は
それを淡々とやるだけです。迷いなく、確実にこなせるので、実力はめきめきついて来ました。他の塾や予備校では、こんなやり方じゃないそうです。だから、やっぱりみすずの日本史はすごいと思います。
またトータルで考えると、大きな節目になったのは、なんと言っても夏の英語合宿です。朝から晩まで、長文三昧で5日間が終わる頃、長文問題を解くスピードやテクニックは、格段に上がりました。なんだか、ぶっちぎりの実力がついた感じなのです。この自信が、秋からの総合力アップに直結したのです。英語も国語も日本史も、ほんとに一気に伸びました。だから、合格できたのです。
みすずの先生方、スタッフやアシスタントの皆さん、本当に2年間お世話になり、ありがとうございました。いま私は、みすず学苑の全てに満足し、感謝しています。