TOPICS 「授業料は、これぽっきりで」は信用できない②

そもそも、上位の成績の生徒は、これぽっきりの授業料による、これぽっきりの授業や指導でも、難関校に合格します。しかし、中位の成績からトップをめざす、志の高い生徒を引き上げるには、2倍の手間暇がかかります。さらに、下位の成績の生徒を、トップに引き上げるには、5倍の手間暇が必要です。

これぽっきりの授業料の枠内で、そこまで面倒を見るのは不可能です。なぜなら、予備校や塾の経営では、人件費が最も大きなウェートを占めるからです。これは、どんな企業でも同じです。

みすず学苑のように、希望者には2回、3回と合宿し、夏期講習や冬期講習で、圧倒的な勉強量を足さないと、中位、下位の生徒が難関校に合格できるはずがありません。これは、常識で考えたらわかることです。

年間授業料を○○ぽっきりにして、夏期講習や冬期講習もなく、希望者への合宿もない予備校とは、中位、下位の生徒を切り捨てにしてるのです。少なくとも、中位や下位の生徒を、トップレベルまで育て、難関校に合格させる意志のない予備校です。

主婦の感覚で言えば、「素直で良く勉強する長女は、お金のかからない国立大学に行けるので、大学に行かせる。でも、グズグズ言って親に反抗し、また遊んでばかりいる次女や末っ子の長男は、私大にしか行けない。この二人は、勉強させるのも大変だし、お金もかかるので高卒で就職させる」という、感覚でしょう。これが、「年間授業料は、これぽっきりしか頂きません」という予備校が、いいと思う主婦の感覚です。

みすず学苑を選ぶ主婦の感覚とは、グズグズ言って親に反抗的でも、遊んでばかりいて勉強しない子でも、その子の将来を思い、大人になって成人した時の、社会的自己実現の可能性を思う、賢母の感覚です。そのために、何とかお金のやりくりをし、なだめたりすかしたり、おどしたり叫んだりして、なんとか子供を難関大学に行かせる、愛情と忍耐の感覚でもあります。孟子という賢者は、「孟母三遷(子供の教育のために、三回引っ越した母親)」の母があってこそ、世に現れたのです。

みすず学苑は、そういう理性と良識と品性ある母親や父親の、子供を思う真の愛情をガッチリ受け止め、中位でも下位でも、トップになるまで育て続けます。そんな予備校が、地球上に一つぐらいあっていいと思い、40年前に設立されたのです。その成果の証明が、23年連続90%以上の合格率なのです。

ところで、TスクールやS台、K塾などは、抜群に優秀な生徒は、授業料はただで入学させます。それほど教えなくても、自主的に勉強し、当然のように東大に通るからです。

これは、予備校業界の定説です。これも、一つの道です。ですが、東大合格者は多くても、合格率は低く、切り捨てられる中位、下位の生徒はたくさんいるのです。素直で勉強を良くする、長女だけが生かされる予備校です。

こういう予備校や、ポッキリ授業料の少数予備校に、次女や末っ子の長男が行っても、失敗するのは当然でしょう。その後、みすず学苑でやり直すと、ダブルの費用と時間がかかります。精神のショックは、3倍から5倍でしょう。また、その長女がみすず学苑に来れば、全国模試で1番になるなど、トップ中のトップになります。これは、今までに何度もあったことです。

これが、みすず学苑で教える講師の方々の、本音なのです。授業料がポッキリの大手予備校や、ポッキリ授業料の類似少数予備校には、ご注意ください。ドライな主婦の感覚に迎合する、基本的には切り捨て型予備校なのです。

そうは言っても、みすず学苑の授業料は、決して高くありません。ただ、YゼミやK塾のように、無料や10万円引きで進学校の生徒をゲットしたり、「これぽっきり」を謳うため、講習や合宿をなくしたりしないだけです。しかし、なるべくご父兄の負担を軽くするべく、激良心的な料金体系にしてあります。手間暇かけた指導のため、人件費がかかり、収支はトントンか赤字にならないくらいです。テレビCMや新聞広告も、みすず学苑は関東圏だけなので、関東版だけです。CMも、学苑長が全部作っています。だから、全国展開の類似予備校に比べると、広告費は5分の1もかけてません。

分校の数は、きめ細かな指導の質を維持するため、関東の10校が目一杯です。これ以上は増やしません。他の類似予備校は、関西や中部、東北や北海道などに、どんどん分校を出してます。手間暇かけない、会社が儲かる指導内容だからこそ、可能なのです。

予備校選びは、子どもの一生を左右するものです。その点をよくお考えいただき、目先の金額が得なものをいいと思う、ドライな主婦の感覚ではなく、孟子の母の感覚、また将来の子供の人生を思う、賢母の感覚で選んで下さい。あるいは、経済社会の常識と、教育の質を良く識る父親の感覚で、どうか冷静に選んで下さい。